赤ちゃんの反応・成長
赤ちゃんの反応・成長に関する用語の一覧です。
たそがれ泣きとは、生後3ヶ月くらいになると夕方くらいに1時間~2時間程度激しく泣くことを指します。特に原因や理由はわかっていませんが、おそらく自分自身の発達を赤ちゃん自身が感じてそういったことから泣きにつながっているのではといわれています。特に心配する必要はありません。
ハンドリガードとは、生後2ヶ月~3ヶ月くらいの赤ちゃんに見られる反応のひとつで、顔の前に手を持ってきて、ジーっと見つめる反応のことを言います。ハンドリガードを行うということは、赤ちゃんが自分の体を認識し始めたという証拠であるとされています。
パラシュート反射(ぱらしゅーとはんしゃ)とは、生後9ヶ月前後から見られる赤ちゃんの反応の一つで、赤ちゃんの体を水平に持って上体を急に傾けると腕を前に出して体を守ろうとする反射行動のことです。
モロー反射(もろーはんしゃ)とは、新生児期の赤ちゃん特有の原始反射と呼ばれる反射反応のひとつで、頭を持ち上げた姿勢などから急に落とす動作をすると両手を広げて抱きつこうとするしぐさのことを指します。
原始反射(げんしはんしゃ)とは、新生児期におこる反応のひとつで、新生児期はまだ体の反応を示す中枢神経と呼ばれる神経が未発達のために起こる反応のことを指します。通常は新生児期~生後4ヶ月ごろまで続きますが、その後は次第になくなります。
口唇探索反射(こうしんたんさくはんしゃ)とは、新生児期の赤ちゃんに備わっている原始反射と呼ばれる反射反応のひとつで、赤ちゃんの口の周りに指先などをあてると、そちらを向いて吸い付こうとする販社のことを指します。
吸綴反射(きゅうてつはんしゃ)とは、新生児期の赤ちゃんに見られる原始反射と呼ばれる反射反応のひとつで、指などを赤ちゃんの口の中に入れると吸い付く反応の事を指します。この吸綴反射は生後すぐでもおっぱいを飲むことができるように備わっている反射反応であるといわれています。
寝返り(ねがえり)とは生後5ヶ月ごろになると赤ちゃんにも現れる反応のひとつです。寝返りは赤ちゃんだけの力でうつぶせから仰向け、または仰向けからうつぶせのどちらかでもできれば寝返りができると判断できます。
引き起こし反射(ひきおこしはんしゃ)とは、新生児期に現れる赤ちゃんの原始反射のひとつ。赤ちゃんの両腕を持ち上げようとすると首を前に起こして自力で立とうとする反射のことを指します。
把握反射(はあくはんしゃ)とは新生児期の赤ちゃんに見られる原始反射の一種。手や足などを赤ちゃんの指を握らせると、ギュッと握り返してくる反射反応のこと。手の指だけでなく、足の指においても同様の反射を示します。
歩行反射(ほこうはんしゃ)とは、新生児期の赤ちゃんに見られる原始反射のひとつで、赤ちゃんのわきを支えて足を床につけるようにしてあげると、足を交互左右に前に出して歩くようなしぐさを見せる反射反応のことを指します。
生理的微笑とは、新生児期に現れる特徴的な微笑みのことを指します。この生理的微笑は無意識のうちに現れる微笑でうれしく笑っているわけではありません。新生児期~生後4週間くらいまでに起こるのが一般的です。
首すわり(くびすわり)とは、赤ちゃんの首の筋肉をコントロールする神経が発達して自分で首をコントロールできるようになることを指します。生後3~4ヶ月ごろに首がすわると言われています。3~4ヶ月健診でチェックを行います。