赤ちゃんのスキンケア / 月齢別赤ちゃんの発達と発育

赤ちゃんのスキンケア

赤ちゃんは生後1年間の間に大きく変化します。それは、お肌にも大きな変化が現れます。一般に赤ちゃんは新生児〜1ヶ月くらいまで思春期の男の子と同じくらい一杯の皮脂を出します。その後急激に減少して逆に5ヶ月目くらいでは嫌というほど乾燥してしまうのです。これだけ変化が激しいと赤ちゃんのスキンケアも大きく変わってくるのです。

ここでは、赤ちゃんのスキンケアとしてどんな対策をしていけばいいのか?またどんな変化が起こっていくのかを分かりやすく説明していきます。

 

 

脂漏性湿疹(新生児〜生後2ヶ月くらいまで)

脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)とは、名前の通り皮脂による湿疹です。新生児の赤ちゃんにニキビのような湿疹が多いのはこの脂漏性湿疹です。なったからといって問題というわけではありません。しっかりとした沐浴で自然と治ります。

沐浴剤だけを利用している場合は洗浄が足りないケースもあります。そういう場合は赤ちゃん用の石鹸を活用してみるのもいいかもしれません。
>>脂漏性湿疹の詳細

 

乳児湿疹

赤ちゃんのお肌は非常に薄いので刺激に対して湿疹という形で現れます。一般には生後2ヶ月〜3ヶ月くらいの間で起こりやすいです。赤いポツポツができます。かゆそうに見えますが、本人はあまりかゆくないそうです。冬場のように空気が乾燥している時期は酷くなりやすいのでその場合は保湿クリームなどをぬってあげます。
症状自体は1ヶ月くらいで収まります。

 

アトピー性皮膚炎

乳児湿疹と症状は似ていますが、強い痒みが伴います。症状が2ヶ月以上続く場合はアトピー性皮膚炎の疑いがあります。症状が続く場合は皮膚科医に相談してください。
>>アトピー性皮膚炎の詳細

 

オムツかぶれ

おしりにできるかぶれです。おしりが赤くなったりただれたりします。ウンチが皮膚についたまま時間がたつ事で症状が悪化しますので、ウンチをしたらまめにオムツを取り替えてあげてください。おしり拭きなどでおしりを清潔に保つのも大切です。

症状が酷い場合はおしりを拭いた後白色ワセリンなどをぬってあげるのも効果的です。

オムツにおおわれた皮膚に起きる炎症です。おしりの周りや皮膚のすれあうところが赤くなったり、ただれたりします。ウンチの中の酵素が原因となりやすいの で、とくに下痢のときにできやすいです。

 

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