授乳中に飲んではいけない、控えるべきもの
授乳中はおっぱいを通じて赤ちゃんに母親が摂取したものがわたります。そのため、一部の食品や飲み物などは授乳中は控えるべきと言われています。ここでは、母乳育児中に母親が摂取するのを控えるべきものを紹介していきます。
なぜ、授乳中に食べたり飲んだりしてはいけないものがあるの?
それは、おっぱいを通じて赤ちゃんに成分が届いてしまうからです。
代表的なものとしては「アルコール」や「カフェイン」。これらは母乳を通じて赤ちゃんにもわたってしまいます。
赤ちゃんは体がまだまだ未熟です。ですから、こうしたアルコールやカフェインを分解する能力も低く悪影響が出やすいと言われています。
こうした影響が出るかどうかについては個人差もあります。他の赤ちゃんが大丈夫だったからと軽視するのではなく、一般的に控えるべきと言われていることはやっぱり控えるべきです。
第1子が大丈夫でも第2子には悪影響が出ることも多々あります。
もし、こうしたことが我慢できないのであれば母乳育児ではなく、粉ミルクを使った育児に切り替えた方が良いでしょう。
お酒・アルコール
一番控えたいものはお酒(アルコール)ですね。
母乳を通じてアルコールが赤ちゃんにわたるのはもちろん、母乳の出を悪くするともいわれています。注意したいところです。
どうしても飲みたいとき、飲まなくてはいけないときは下記の点を注意してください。
- ビール一杯程度にとどめる
- 飲酒後4時間くらいは授乳を控え、一度搾乳して捨てる
最大限注意するなら半日以上あけてから、その上で一度搾乳してアルコール入りの母乳を捨ててから授乳するようにしましょう。
コーヒー・カフェイン
カフェインも授乳を通じて赤ちゃんに伝わります。
赤ちゃんが摂取すると情緒不安・夜泣きなどの症状がでやすくなると言われます(覚醒作用等の影響)。特に新生児の内は影響も大きいのでできれば控えた方が良いでしょう。
月齢が大きくなって赤ちゃんも2歳すぎてきたらある程度のカフェインへの代謝能力は上がってきますのでコーヒー1杯程度のように飲み過ぎなければ影響は少ないでしょう。
代替飲料として「タンポポコーヒー」のようにカフェインを含まない珈琲風のお茶もあります。こうしたものを飲むようにするのも良いかと思います。ちなみにたんぽぽコーヒーには母乳の量を改善してくれる働きもあるそうなので、母乳不足が気になる方にもお勧めです。
>>たんぽぽコーヒー
参考:ハーブティー専門店Design with Tea Salon
ハーブティーはもちろん、タンポポコーホヒーなども販売されています。
ハーブティーなら安心と思われる方も多いようですが、注意いしたいのはハーブティーの中には授乳中に控えるべきものも存在しています。下記の参考ページなどもご一読の上で健康で正しいハーブライフをお過ごしください。
・母乳のつまりを解消してくれるハーブのまとめ
・授乳中にお勧め母乳にいいハーブティー
乳製品
できるだけ控えましょう。
スパイス・香辛料
こちらも少量であれば、さほど問題ありませんが、多量に接収するのは好ましくありません。大量に摂取すると母乳を通じて赤ちゃんに伝わり内臓に悪影響を与えるリスクがあります。
スパイスたっぷりのカレーなどはできれば控えた方が良いでしょう。