生後10ヶ月〜11ヶ月の赤ちゃんの成長と発育、食事、運動
大部分の赤ちゃんでつかまり立ちや、伝い歩きなどができるようになります。また、指先機能もより器用になっています。そのため、「やってほしくない危険なこと」をする危険性も上がることになります。パパ・ママも十分な危険予知と対策を行います。また、言葉の発達も見られるので、聞き取りやすい言葉を使って言葉を教えます。
運動能力・身体の発育
指先などが器用になる事で、色々なものをつまんだり、動かしたりします。また、ひねる、押すといった指先を使った運動も得意になります。
この時期くらいになったら、公園や児童館などの外で過ごすことも大切です。できるだけ時間を作って外に出してたっぷりと遊ぶようにして下さい。
心の発達
自己主張も激しくなります。嫌いなことは嫌いという表現をするようになります。逆に欲しいものに対する執着もでてきて、お気に入りのおもちゃがなくなったりすると泣いて抗議をしたりします。
言語の発達
赤ちゃんも非言語的な意味での言葉を発します。指差しをしたり、差し出したりして意思を伝えようとします。そうした意思があったら、それを言葉で返してあげましょう。
おもちゃを指差したら「おもちゃが欲しいの?」などといって、赤ちゃんが思っている意思を言語化してあげます。こうすることで、赤ちゃんの言語理解は一層進むでしょう。